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乾燥葉で藍染め実験|小学生の自由研究で「なぜ染まる?」を考える

  • 執筆者の写真: エナジーエデュケーション
    エナジーエデュケーション
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

夏休みの自由研究にちょうどいい題材として、子どもたちと一緒に藍染めをしました。

今回使ったのは、生の藍の葉ではなく、乾燥させた藍の葉です。

「乾燥した藍の葉でも、本当に染まるのだろうか?」

そんな疑問を持ちながら、子どもたちと一緒に染色を始めました。



染める前に「どんな色になるか」を予想


今回特に面白かったのが、染める前に「仕上がりはどんな色になるか」を予想したことです。

子どもたちには、絵の具を使って予想した色を作ってもらいました。

実際に染めてみる前に、自分なりの答えをつくっておく。

そして、染め上がった色と比べてみる。

「予想と同じだった?」

「思っていたより薄い?」

「どうしてこの色になったんだろう?」

結果をただ「成功・失敗」で終わらせず、予想と結果の違いから次の疑問につなげていきます。


乾燥葉の藍染め実験、染める前に予想する色を絵の具で作る小学生
乾燥葉の藍染め実験、染める前に予想する色


愛犬の抜け毛も、大切な染色材料に!!


今回、印象に残ったのが、愛犬の抜け毛を染めていた姿です。

普段なら捨ててしまうものを、大切そうに扱いながら染めていました。

身近なものを「実験してみたい材料」に変えてみる。

そんな小さな発想の変化も、自由研究の面白さの一つだと思います。

また、植物性の素材と動物性の素材では、染まり方にも違いがあります。

「同じ染液に入れているのに、どうして違うんだろう?」

ここから、素材の違いや染料との関係にも興味を広げることができます。


愛犬の抜け毛を大切そうに扱い実験する小学生
「かわいい愛犬の抜け毛は動物性」と言いながら大切そうに扱い実験する小学生


染めている間に、何が起きている?


今回の藍染めで大切にしたかったのが、「待っている間に何が起きているのか?」という視点です。

藍の色は、ただ葉の色が布に移っているわけではありません。

藍の葉に含まれる成分が変化し、空気に触れることで青色のもとになる物質ができていくなど、いくつかの化学的な変化が関わっています。

小学生には難しい化学式や専門用語を覚えてもらうのではなく、

「目に見えないところで、何かが変化しているのかもしれない」

というところから考えてもらいました。


すぐに答えが見えないからこそ、観察して、予想して、比べてみる。

藍染めは、そんな科学的なものの見方に触れるきっかけにもなります。


藍染めをする小学生の実験風景
①色々な素材で実験②なかなか染まらず不安になる③独自の方法で青くなることを発見!④結果
画用紙にまとめて小学生自由研究のベース作り


藍染めから、次の「なぜ?」へ


今回の実験では、乾燥葉を使った藍染めを通して、

・ 染める前に色を予想する

・ 実際の結果と比べる

・ 植物性と動物性の素材の違いを観察する

・ 染まるまでの時間を観察する

・ 待っている間に何が起きているのかを考える


ということを、子どもたちと一緒に進めました。


自由研究というと、「きれいな結果を出すこと」や「正しい答えを見つけること」に意識が向きがちです。


でも、本当に面白いのは、その途中にあるのかもしれません。

「こうするとどんどん青くなるよ!」

「予想と違った」

「じゃあ、次はどうしてみよう?」

そんな小さな疑問が、次の実験や学びにつながっていきます。


今回の藍染めが、子どもたちにとって科学や自然に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいです。



次回の環境教室は9月27日(日)

“生葉で染める藍染め”です。

予約開始までもうしばらくお待ちください。


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