おやま市民大学の催し「須賀神社の歴史を学び絵馬に日本画を描こうワークショップ」に参加してきました。日本画家 白田誉主也先生が講師で、生命をテーマに様々な動物の絵を描かれているそうです。厳粛な雰囲気の須賀神社境内で絵馬を制作するという貴重な経験をさせて頂きました。
最初に白田先生より岩絵具と水干絵具、胡粉、膠などの説明がありました。岩絵具は文字の通り、岩、主に鉱石を砕いてつくられた粒子状の絵具、胡粉は貝殻から作られた絵具です。水干絵具は、土や貝殻を砕いたものを精製して不純物を取り除いて顔料としたもので、土から精製された絵具は泥絵具とも言います。膠は動物の皮や骨、腸や腱などを原料としていて、接着剤の役割を果たすそうです。絵具と膠を混ぜて使います。古代から、自然界でとれるものを材料として絵を描いていたのですね。
説明の後で、実際に絵馬に絵を描いていきます。題材は椿です。転写シートを使って下絵を描いてから、水干絵具を使って彩色していきます。細かい作業もありましたが、子どもたちは真剣に最後まで取り組んでいました。
今回の題材は椿でしたが、5月12日(日)に開催する「一日かぎりの音楽屋敷(おんらくやしき)」では、紫陽花をテーマにします。会場を様々な紫陽花が埋め尽します。是非楽しみにして下さいね!
「一日かぎりの音楽屋敷」の詳細はこちらです:一日かぎりの音楽屋敷 開催のお知らせ (npoenergyeducation.wixsite.com)
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