12月4日に小山市の桑市民交流センターマルベリー館にて環境教室つまみ細工編を開催いたしました。7名のお子様と保護者のかたにご参加いただきましました。
今回は本法人のある小山市の名産でもある結城紬の端切れを使ってクリスマスツリーのバッチを作りました。はじめに加藤理事長より、使用する結城紬がどうやってできるのかという話をしました。蚕や糸のことなど皆さん興味深く聞いていました。今回は年長さんから小学2年生までのお子様の参加だったため、小さなお子様に伝わるようやさしい言葉で説明を行いました。一方で蚕から糸、糸からカーボンナノチューブへ、そして宇宙用エレベーターの話まで、最先端のサイエンティフィックな内容も含まれていました。
結城紬の羽織を着ています
その後になお先生より、昔は布はとても貴重であり何世代にも渡り着物を着用し、着物として着れなくなった布も捨てることなく再利用(リサイクル~アップサイクル!!)していたという話がありました。
なお先生が一人一人に優しく教えてくれました
つまみ細工を作り始めます。事前に用意していただいた材料を使い、まずは練習用の1枚で折る練習をします。三角に半分に折り、さらに半分に折ったものを折り返しボンドでとめていくのですが、とても細かい作業です。大人はピンセットを使ったほうがやりやすかったのですが、子どもたちは手が小さいので手でやるのがちょうどいいようでした。
少し難しい作業でしたが、保護者のかたの手を借りながら、みんな真剣に一生懸命取り組んでいました。
三角の状態のものを開いてボンドでとめたものを6個作ります。この作業が一番難しく感じました。できたら下から3・2・1となるようボンドでとめて土台につけていきます。
そのあとは、好きなビーズを選んでボンドでとめていきます。余白の部分にも好きなビーズを貼っていいよという先生の声に、目を輝かせながら選ぶ子供たち。とても楽しそうでした。
できあがったブローチはそれぞれ違ってとてもステキでした!
先生が作ったツリー・お花と一緒に
はぎれがこんな素敵な作品になるなんてすごいですね。ご参加いただいた皆様、なお先生、ありがとうございました。
次回は2月5日環境教室カラペだるま編を開催いたします。抽選となりますが、是非ご応募ください。環境教室カラペだるま編 開催のお知らせ (npoenergyeducation.wixsite.com)
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