2月27日に米国ニューヨーク州にあるクラークソン大学のDana M. Barry教授が小山市に来られました。米国で教育学の博士号を取得し、以後長年のユニークな創造的理科教育でテレビ、新聞などで取り上げられるご活躍をされ、その業績が評価されて大阪大学から2011年に2つ目の学位(博士、工学)を授与され、その後も多方面でご活躍されています。5つのバンドに所属するミュージシャンでもあり、4人の子供を育てあげた素晴らしい女性です。
今回は「女性研究者の国際的研究推進とワークライフバランス」について講演をするために来ていただきました。せっかくの機会ですので、日本文化の体験をしていただきたいということで、加藤理事長と兼松副理事長でお隣の結城市を案内させていただきました。
素晴らしい講演、ありがとうございました。
まずは結城蔵美館にて雛人形と御手杵の槍などを見て頂きました。雛祭り直前で立派な雛人形が展示されており、Barry教授が大変喜んでくださいました。その後は、奥順(株)にて機織り体験をしました。最初は手と足をうまく使って織るのに苦戦されていましたが、徐々に機織りに慣れてきて、素敵なコースターが出来上がりました。資料館で結城紬の歴史を学んだ後に、結城紬を着て頂きました。実は着用は予定していなかったのですが、奥順(株)の方の心遣いで着用体験をさせて頂くことができ、Barry教授の笑顔をたくさん見ることができました。
皆で並んで機織りをしています!
結城紬を着装中です。
それから秋葉糀味噌醸造(株)に移動して、貴重な味噌蔵を見せて頂きました。会長や社長に丁寧に味噌の作り方や歴史を説明して頂き(会長のアメリカ訪問時の貴重なエピソードも!)、甘酒もごちそうになりました。
味噌樽を背景に秋葉糀味噌醸造(株)の社長と撮影!
Barry教授はお世話になった皆様のあたたかい心遣いに「Domo Arigatou!」と大変感謝されておりました。対応頂いた皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。また、私たちも素敵なBarry先生にお会いでき、貴重な講演を聞かせて頂くことができ嬉しく思っています。
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