かさましこ登り窯プロジェクト
- エナジーエデュケーション

- 57 分前
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かさましこ日本遺産認定5周年記念事業として行われている濱田庄司記念益子参考館の登り窯の窯焚きを見学してきました。登り窯の窯焚きは8年ぶりに行われ、笠間焼発祥の地「久野陶園」の登り窯から受け取った炎を使い点火しています。火入れ式より点火した登り窯を少しずつ練らし始め、3日3晩かけて窯焚きが行われます。登り窯が窯焚きされている様子は力強く、圧倒的なものでした。

焼き物が「粘土」から「陶磁器」に変わるためには、釉薬と粘土の化学反応が不可欠ですが、その化学反応を引き起こすためには高温での焼成が必要です。その焼成を行うために窯と窯焚きは必要不可欠なのです。登り窯は、焼成室が階段状に連なる「連房式」となっており、焼成室同士を繋ぐ狭間穴(さまあな)を通じて炎が次々と登り、窯全体を高温に保つことができます。焼成温度は1,250℃近くにも達するそうです。最近は効率性を追求したガス窯や電気窯が主流になっていますが、「登り窯」も作られた当時は最新技術でした。今回、登り窯の窯焚きを通して、科学や技術の変遷に触れることができました。
今回、6,000~7,000点もの作品が焼かれているそうで、1月24・25日には窯出しが行われるそうです。一気にたくさんの作品が出され並べられていく様子は圧巻でしょう。興味のある方は見学に行かれて下さい。



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