毎年この時期に支援者から八十八夜新茶【貢香(こうか)】が届きます。立春から数えて八十八日が経つ頃、新芽は勢い良く伸び始めます。「八十八夜の新茶を飲むと病気にならない」等、縁起の良い言い伝えがあるように、「お茶の新芽に含まれる成分は、八十八夜前後のものが一番豊富」と言われています。収穫の喜びと旬の頂点を迎えた味わいが心身に染みわたる、延命長寿の縁起物です。十六夜新茶【貢茶】を味わいながら、それに込められた思いを感じ嬉しく思っています。
お茶はツバキ科の茶樹「カメリア・シネンシス」から摘み取った茶葉からできており、製法の違いで味・色・香りなどが違ってきます。緑茶は蒸して摘みながら乾燥させる非発酵、紅茶は発酵、ウーロン茶は半発酵、プアール茶は微生物などによる後発酵です。発酵は科学そのもの、お茶も科学の産物なのです!
小学生の時炎天下で茶葉摘みをしたのを思い出しますが、最近はそんな機会もなかなかないようです。何かお茶を使ったワークショップをやりたいと考えています。
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