top of page
検索

環境教室 ~紙漉き体験~開催しました

執筆者の写真: エナジーエデュケーションエナジーエデュケーション

2月8日にレンタルショールームはぴしぇあにて環境教室~紙漉き体験~を開催いたしました。応募多数のため定員を増やして、9名のお子様と保護者のかたにご参加いただきましました。


はじめに、加藤理事長から挨拶と紙の繊維について顕微鏡を使った説明がありました。子どもたちは興味津々で様々な物を顕微鏡で見ていました。なんと紙幣を見る子どももいました!

今回は、栃木県鹿沼市から400年の歴史を持つ麻農家の野洲麻紙工房様に来ていただきました。麻についての説明を実物を見ながら分かり易くして頂きました。麻は剥ぐと3つに分かれ、下の写真左から、麻ガラ、精麻、麻垢(おあか)です。麻垢は昔は一円札の材料になったそうですが、今はほとんど使われていないとのことです。今回は麻ガラと精麻を使って、麻紙を作りました。

最初に、水に材料となる麻ガラと精麻を溶かしていきます。水が冷たい!と言いながらも子どもたちは楽しそうにしていました。ネリとしてとろろあおいを加えて、更に混ぜていきます。そして、ここからが本番!一人ずつ紙を漉いていきます。スクリーンとフレーム枠でできた簀桁を水に入れて引き揚げますが、最後にぐっと重くなります。大根を抜くときみたい!と表現した子がいて、なるほどなと思いました。最後に桁を外して、簾を巻き取っていきます。


今回は乾かす作業等があるため、工房に持ち帰り仕上げをしていただき、後日発送になります。参加された方は麻紙が届くのを楽しみにお待ちください。また、今年も様々な環境教室等のイベントを予定しています。詳細は当HPに公開しますので、是非ご参加ください。

 
 
 

Comments


bottom of page