先日、当法人関係者が足尾銅山を見学させて頂きました。皆さんも社会の授業で習うため、名前を聞いたことがあると思います。栃木県在住の方は社会科見学等で行ったことがあるかもしれません。

ベッセマー転炉 明治26年以降(撮影:小野崎一徳)

精錬所 明治28年以前(撮影:小野崎一徳)

間藤水力発電 明治23年以降(撮影:小野崎一徳)
足尾銅山は1610年に備前楯山で初めて銅が発見されて以来、江戸幕府直営の銅山として大いに栄えました。1877年(明治10年)に民営化されると、最新の技術や設備によって急速な発展をとげ、日本一の銅山になりましたが、現在は閉山されています。歴史の変遷や当時の労働環境、環境問題などにスポットが当たりがちではありますが、生産施設(産銅施設と生産基盤)のための最先端の技術や銅の生産に伴う廃棄物の環境対策には特筆すべきものがありました。今後それが見直されるような取り組みに微力ながら関わることができればと考えています。
参考:
日光市 足尾銅山の歴史:足尾銅山の歴史/日光市公式ホームページ
日光市 足尾銅山の産業遺産:足尾銅山の産業遺産の紹介/日光市公式ホームページ
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