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【藍の學校】第1回オンラインレクチャーに参加しました

  • 執筆者の写真: エナジーエデュケーション
    エナジーエデュケーション
  • 6月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月2日

先日、「藍の學校」第1回オンラインレクチャーに参加しました。「藍の學校」プロジェクトについての説明や今後の予定・課題とともに参加者全員の自己紹介を行いました。東北から九州までの日本全国だけではなく海外からの参加者もいて、土や気候による育ち方の違いはもちろん、水耕栽培など育て方の違いもあり興味深かったです。


今回、レクチャーの中で聞いた「伝統工芸と哲学は似ている」という言葉が、とても印象に残りました。



プランターに植え替えた藍
第1回レクチャーの前にプランターへ植え替えました



人間は自然の外側にいるのだろうか


私たちは普段、自然と人間を別々のものとして考えがちです。人間が自然の外側から自然を見ているような感覚が含まれている気がします。


一方、東洋思想には少し違う見方があります。

例えば、中国の思想家・老子は、

「人法地、地法天、天法道、道法自然」

(人は地に従い、地は天に従い、天は道に従い、道は自然に従う)

と説いています。

人間が自然を支配するのではなく、大きな自然の流れの中で生きる存在だと考えています。

風が吹き、雨が降り、植物が育ち、その恵みを受けて人が暮らす。

人間もまた、その循環の一部として存在しているという見方です。



職人は自然と協働している


伝統工芸の世界を見てみると「人間は自然の一部である」ことを前提にした技術が多く、藍染めもその一つです。

藍を育てるには土が必要。

太陽の光や水も欠かせません。

さらに、染料づくりには微生物の働きも関わっています。

職人は機械のスイッチを押すように色を作ることはできません。

気温や湿度、藍の状態を見ながら、その日の自然の様子と向き合います。

職人は自然を支配しているのではなく、自然の力を借りながら一緒に仕事をしているのです。



哲学もまた、関係を問い続ける


哲学も同じかもしれません。

私たちは何者なのか?

どのように生きるのか?

人と自然はどのような関係にあるのか?

そうした問いを何千年にもわたって考え続けてきました。


哲学は言葉を通して世界との関係を探り、伝統工芸は手を通して世界との関係を探る。

方法は違っても、向かっている先はどこか似ているように感じました。



藍が教えてくれること


伝統工芸や藍染めが教えてくれるのは、

人間は自然の外側に立つ存在ではなく、自然との関係の中で生きている。

という感覚かもしれません。

「私たち自身が自然の循環の中にいる」

という感覚を取り戻すことも大切なのではないでしょうか。


「伝統工芸と哲学は似ている」。

これから藍を学びながら、それについても考えてみたいと思います。


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