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【藍の學校】自然は、私たちが思っている以上に、色をつくる仕組みがさまざま|藍と紫陽花の不思議

  • 執筆者の写真: エナジーエデュケーション
    エナジーエデュケーション
  • 7月10日
  • 読了時間: 3分

梅雨になると、美しく咲く紫陽花。

「土によって花の色が変わる」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

同じ青い色を見せてくれるはどうでしょう?

実は、藍も紫陽花も青い色を持っていますが、その色が生まれる仕組みはまったく違います。

自然は、私たちが思っている以上に、さまざまな方法で色を生み出しているようです。




紫陽花の青は「土」との関係から生まれる


紫陽花の花には「アントシアニン」という色素が含まれています。

この色素は、土壌の性質によって取り込まれるアルミニウムと結びつくことで青色になりやすくなります。

そのため、同じ品種でも、育つ環境によって青く咲いたり、赤みがかった色になったりします。


植物と土とのつながりが、美しい花の色をつくっています。



藍の青は「空気」との出会いから生まれる


一方、藍の葉は鮮やかな緑色。

葉を見ても、青い色はどこにもありません。

実は、葉の中には青い色素ではなく、青色になる前の無色の成分が含まれています。

葉が傷ついたり、発酵させたりすると、その成分が変化し、さらに空気中の酸素と反応することで、私たちがよく知る深い青色へと変わっていきます。


つまり、藍の青は葉の中に隠れているのではなく、空気と出会うことで初めて生まれる色なのです。




同じ「青」でも、自然は違う方法を選んでいる


紫陽花は土との関係から青くなり、藍は空気との出会いによって青くなる。

どちらも自然が生み出した美しい青ですが、その仕組みはまったく異なります。


私たちは「青い花」「青い染め物」と一つに考えがちですが、その背景には植物それぞれの工夫や、生きる環境との関わりがあります。


自然界には、「色をつくる方法」は一つではないのですね。



知ることで、見える景色が少し変わる


藍染めの青を見るとき。

雨の日に紫陽花を見るとき。

「この青は、どのように生まれたのだろう。」

そんな視点を持つだけで、いつもの景色が少し違って見えてきます。


自然の中には、まだまだ驚きや発見がたくさんあります。

自然を知ることは、身近な植物や季節の風景を、これまでより少し深く楽しめるようになりますね。



現在、藍の學校で育てている藍は、種まきから52日を迎えました。

少しずつ葉を増やしながら成長しています。これからどのように青へとつながっていくのか、その変化も楽しみです。


大きく育った藍をプランターへ植え替えました。間引いた小さな芽は畑へ植え替えた写真。
大きく育った藍をプランターへ植え替えました。間引いた小さな芽は畑へ。

【藍の學校】から送られてきた種を植えてから52日目の藍。葉も増え、少しずつ大きく成長している様子。茎も太くなっていることがわかる。
種まきから52日目の藍。葉も増え、少しずつ大きく成長しています。茎も太くなりました。

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